ここ10年くらいで赤ちゃんの一大イベントとなっているのがハーフバースデーです。
しかし自分たちが赤ちゃんのとき、ハーフバースデーなんてしたかというと記憶にない、記録がないというママがほとんどでしょうし、盛大にお祝いする家庭はまだ少数派です。
●ハーフバースデーって本当に必要?
生後6か月のことをハーフバースデーとして盛大にお祝いしようとする家庭も増えていますし、レストランなどではイベントや企画を立てて顧客を呼び寄せようとするところもあります。
しかし本当にハーフバースデーは必要なのかというのは家庭によって意見が分かれるところです。
というのも赤ちゃんはまだ離乳食が始まったばかりでごちそうが食べられるわけではありませんし、親ばかりがごちそうを食べ、赤ちゃんを着飾り写真を取っているので、「ただの親の見栄やエゴでは?」「昔はなかったのだからしなくてもいいのでは?」と考える家庭もあるからです。
確かにハーフバースデーは、昔はありませんでしたし、今も盛大にお祝いする家庭は少ないでしょう。
一方で、生後6か月の頃は、ぐんぐん成長して、腹ばい寝返りが上手になり、赤ちゃんがどんどん進化していく時期でもあります。
貴重な「赤ちゃんらしい時代」を記念の写真に残すせば、何か月か経ってから、「こんなに赤ちゃんぽかったの?」「あの頃は夜泣きや授乳、初めての離乳食作りに追われていたな」なんて、しみじみ思い返せるかもしれません。
定番なのは、1年の半分という意味の「1/2」の文字と一緒に、お昼寝アート写真を撮ったり、6か月を意味する「6」を載せたケーキを作って、記念写真をとったりする祝い方ですね。
またハッピーバースデーソングをハーフバースデーソングに変えてみたり、記念にスマホやデジカメに写真を残して大きくなったら子どもに見せてあげたりしてはいかがでしょうか。
もちろん動画撮影をして後からこんなこともあったねと笑いあえる話のネタにするのもいいでしょう。
そうすればあの頃はこんなことに苦労していたのに、今はこんなに大きくなってくれたと成長に感謝することもできるかもしれませんし、2人目以降ができたときの励みになるかもしれません。
Photo by Valentina Yachichurova