一昔前までは、シングルマザーであることは、結婚相手を見つける上では、大きなハードルになっていました。
しかし、最近では、シングルマザーがモテるようになった、と言われています。
生涯未婚率が増えている一方で、何度でも結婚している人がいるのも事実です。
では、なぜ今、シングルマザーがもてるようになったのか、その理由を紹介しましょう。
●シングルマザーに対する偏見が和らいできた!?
日本でも、離婚件数が年々増加しています。
離婚件数が結婚件数の3割にものぼる状況ですから、それに伴いシングルマザーの数も増加しています。
このような背景があるので、日本でもシングルマザーに対する偏見が和らいできたことが、シングルマザーの再婚率のアップに繋がっているはずです。
一昔前まえであれば、息子がシングルマザーと結婚したいなどと言えば、親は猛反対したはずですが、最近ではこのような考えの親も少なくなっています。
また、家系も重要視されなくなっているので、血のつながりにこだわる人も少なくなっていることも、シングルマザーの偏見が弱まっている理由と言えそうです。
●一定以上の経済力があるシングルマザーが増えたことも!
世間からの偏見が弱まってきたことと同時に、女性自身も大きく変わってきているようです。
社会的に活躍し、魅力のあるシングルマザーが増えていることも、シングルマザーが人気となっている理由です。
もちろん、男性の多くは、結婚相手はシングルマザーよりも、子どものいない女性が良いと思うはずです。
しかし、それを上回るほどの、魅力的なシングルマザーが増えていると言えます。
●失敗を経験しているから謙虚で懐が広い!
近年『草食男子』と呼ばれるように、消極的な男性も増えてきました。
彼らからすると、プライドが高くて、無知で、傷つきやすい独身女性とつきあうことは、とても面倒くさくて負担と感じることもあるようです。
一方で、一度は男性と結婚し、かつ失敗した経験を持つシングルマザーは、男性の受け止め方や付き合い方をよくわかっています。男性の行動に対していちいち目くじらを立てることもありませんし、懐も深く、謙虚に振舞うことができ、男性は一緒にいて安心できるようです。
また、子どもを育てているシングルマザーは、精神的にも強く、成熟していて、些細なことで一喜一憂してしまう独身女性より、頼もしく、けなげな印象があるようです。
また、離婚した直後の女性は、望まない結婚生活という重圧から解放され、明るく輝いている人が多く、そのキラキラした笑顔も魅力となっているようです。
離婚したとたんに、いろんな男性から声をかけられるようになった、という体験談も実際によく聞かれます。
ただし、注意したいのは、シングルマザーは「男に飢えているのだろう」「肉体だけの都合のいい関係も容認してくれるだろう」という目で見る男性も多いことです。
これは本当にモテている訳ではなく、都合よく使い捨てできる安い女と見られているだけなので、注意しましょう。さみしさに負けて安易につきあって、互いの家に入り浸ったり、同棲したりすることはやめましょう。
やみくもに同棲や離婚を繰り返すばかりでなく、子どもが犠牲になる可能性があります。
Photo by Andy Gregorowicz