共働きの家庭によって、小学生の子どもの放課後問題は深刻です。
しかし、東京・中野区にある私立小学校の新渡戸文化学園では、この問題を解決してくれる、アフタースクールが設置されていると言います。
今後は地方にも、このような学校が広がっていく可能性があります。
●ワーキングママに大人気、習い事が出来る私立小学校がある!
私立小学校といえば、都市部の裕福な家庭の子どもたちがお受験するために、ママが専業主婦であることが必須でした。
しかし、最近では、共働き家庭の「放課後問題」を解決するために、子どもたちに放課後習い事をさせてくれる私立小学校が出てきており、共働き家庭・ワーキングママから大注目されているようです。
●給食&おやつも!習い事は30種類から選べる
東京・中野区にある新渡戸文化学園では、料理やチア、プログラミングなど、実に30種類もの放課後の習い事が用意されているそうです。
こども園から短大までを持つ一貫校で、小学校の敷地内には、ワーキングママの支援のためのアフタースクールをいち早く設置し、注目を集めています。
こちらの学園では、アフタースクール専用の校舎まであるというからかなり本格的です。
本物に触れるための多種多様なプログラム展開で、栄養バランスにも配慮された、給食とおやつもあるなど、共働きの家庭には安心の小学校なのです。
●全生徒の4分の1が通っているアフタースクールとは・・
ただ単に放課後に子どもを預けられる場所というだけなく、子どもたちが本物に触れられる場所、新しいことを学び体験出来る場所にしたいと、新渡戸文化学園のアフタースクール代表理事の平岩さんは話しています。
新渡戸文化学園では、全校生徒およそ360人で、このアフタースクール登録者は実に320人、さらに新一年生は全員が登録しているとう人気ぶりです。
週に1回からでも通えることもこのアフタースクールの魅力です。
毎週この日に行く、と、決める必要がなく、登録さえしておけば、前日までに電話連絡をしておけばスポット利用も可能です。
平均して1日に90人程度が利用しているというから、全校生徒の4分の1がアフタースクールに通っている事になります。
また、親の就労証明が必要なく、母親が買い物に行きたい、などの理由で預けるのも全く問題ありません。
こんなアフタースクールがもっと増えれば、ワーキングママも安心して働くことが出来ますね。
Photo by Eric Lewis