愛知県で発生した、新米ママによる赤ちゃん殺害事件がありました。
枕を押しつけるなどして、4カ月長女を殺害した疑いで、この赤ちゃんの実の母親が逮捕されています。
育児にやる気あふれるママだったそうなのですが、どうしてこのような悲劇を引き起こしてしまったのでしょうか。
●育児にやる気あふれる新米ママだったのに・・4か月の赤ちゃんを殺害した理由とは
自宅アパートで、生後4ヶ月の長女を殺害した容疑で、愛知県警は、この母親を殺人容疑で逮捕してます。
この母親は、容疑を認めています。
警察の調べでは、この母親は、朝7時半ごろに生後4ヶ月の長女の顔に、抱き枕などを押し当てて殺害したことが分かっています。
母親は、9時ごろに自ら119番、「娘が息をしていない」と助けを呼びます。
救急車で搬送された長女は、運ばれた病院で、死亡が確認されています。
殺人容疑で逮捕された母親は、この長女と父親の三人で暮らしていましたが、父親は仕事で家にはいなかったそうです。
この母親は、幼い長女を殺す直前に、育児相談などをしていたと言います。
「子どもが泣いて夜に眠ることができない」「食事が取れず、母乳が出ない」などと、育児や体調に関する相談をしていたのです。
市の職員は、この母親の自宅に何度も訪問していて、その際には虐待の様子は見られなかったそうです。
母親はフェイスブックもしており、事件の4か月前、ちょうど出産前後と思われる頃には、フェイスブックに手作りのフェルトの動物がならぶ写真をアップしています。
フェイスブックを見れば、子育てに期待とやる気があふれる、優しいママという感じがします。
しかし、実際には、夜も眠れず、食事も思うように取れないなど、期待していた育児とは大きく異なっていて、そのギャップに苦しんだのかもしれません。
育児相談もしていたと言いますが、このような悲劇をどうして避けることができなかったのか、悔やまれます。
そして、これは他人ごとではありません。
1人で抱え込まず、周りの人の手を借りて、自分を追い込まないようにしてくださいね。
<出典>
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00316521.html
http://digital.asahi.com/articles/ASJ2J438CJ2JOIPE00T.html?rm=275
Photo by Illusive Photography