場所は、ポーランド。
昨年末に、脳腫瘍で救急車で病院搬送され、そのまま脳死状態に陥った41歳のママから、
55日間の延命治療後に、無事、子どもを出産したという驚きのニュースが、世界で話題になっています。
その奇跡の子どもは、男の子。妊娠26週目に、帝王切開により、未熟児として出産。
「現時点では、全てが大丈夫です」
出生時の体重は、1キロにも満たなかったが、その後、3ヶ月間のICUでの集中治療後には、3キロに増え、重篤な合併症もなく、現在は、退院しているとのこと。
ポーランドにある大学病院の新生児科の医師によると、「今回のように、17~18週目という初期段階だった妊娠状態を、長期間維持することに成功したのは、医学の歴史的においても前例がない」とのこと。
一方、母親の生命維持装置は、男の子が産まれた後で、外されたとのこと。
脳死をもってしても、子どもの生命維持の環境をサポートし続けていた、母親としての力に、驚愕が走っています。
そんな中で、産まれてきた、この男の子の、これからの成長が楽しみです!
出典:PolskieRadio