飲酒運転は絶対にダメ!と、誰もが知っているはずなのに、飲酒運転による悲惨な事故があとを経ちません。
いまから紹介する事件は、とても辛く、最後まで読むことができないかも知れませんが、これは、飲酒運転がいかに最悪の事態を招くものか、肝に命じるためにも、知っておきたい事実です。
ある家族がどのようにして一瞬で破壊されたのかを、救急隊員が訴えています。
サンディエゴで救急隊員をしている男性は、世の中で後を絶たない飲酒運転の酷さを訴えるために、ある事故を紹介しています。
救急隊員が交通事故の現場に到着した時には、一台の車は逆さにあり、もう一台はレンガの壁にぶつかっていたそうで、現場には1人の血まみれの女性が座っています。
その女性が手に取っていたのは、2つに分断された子どもの体で、何度も何度も息子の胴体と頭部をくっつけようとしていたそうです。
交差点の反対側では、1人の男性がいて、生気のない少女を抱え、狂ったように救急隊員に走ってきたそうです。
家族4人が乗っていた車は、交差点を信号無視して侵入してきた車に激突されたのです。
時速100キロもの飲酒運転者の運転する車の犠牲となったのです。
女の子は窓から12メートルも投げ出され、男の子の体は、横から乗り上げた時に切断されたそうです。
両親と飲酒運転者は、大きな傷もなく助かっています。
小さな子ども2人が、この馬鹿な飲酒運転者の犠牲となり亡くなるという、本当に胸が痛くなる悲劇が実際に起こっているのです。
Photo by Jon DeJong