2015年4月から、国の「子ども・子育て支援新制度」がスタートする予定です。
以前は、保育園・幼稚園に通っている子供のみが支援されてきましたが、今回の子供支援制度では保育園に通っていない子供でも支援を受けられる制度になります。
在宅で育児している母親やパートでの勤務の多い家庭が多くなる中で、一時預かりを利用する保護者は非常に多く、それをもっと公的な立場から支援していこうということです。
毎年7000億円もかけられることになる制度ですが、保護者はどんな恩恵にあずかることが出来るのでしょうか。
まずパパやママが子育てするにあたり、会社での休みを取りやすくするという法律が作られます。
育休や男性の育休を進めていくものです。
これまでは女性が育児休暇を取り、復帰するかそのまま退職というケースが多かったのですが、復帰することを前提にして赤ちゃんが産まれてもしっかり正社員として働ける場所を作るということですね。
また一時預かりに加え、ショートステイや夜間保育などを支援する制度を整えることになります。
これらのサービスをあまり知らないのが単身世帯の家庭です。
パパでもショートステイや夜間保育を利用出来るよう今後積極的に国から呼びかける方針としています。
また、これらの支援制度についての情報提供も強化される予定です。
Photo by Brendon Connelly