厚生労働省が2017年から、ベビーシッター代を国が半額補助することになりました。
これにより、共働きの家庭などが、早朝や夜間でも子どもを預けられるよう助け、女性の労働参加を支援します。
●ベビーシッター代の補助を受けるには
補助を受けるには、所得制限や、回数の上限などが設定されているそうです。
当然ながら、おそらく、仕事以外の目的では利用できない可能性もあります。
現在は、保育園も定員いっぱいで、延長保育時間にも限界があること、保育士不足などの問題があります。
この対策によって、深夜早朝の預け先を、保育園以外に確保できるのは、問題解消となり、よい施策と考えられますね。
多くの認可保育園は、朝8:00~夜7:00、開園時間の長い園でも、朝7:00~夜20:00前後となっています。
しかし両親の職業によっては、これ以外の時間に出勤ができないと、勤務に支障がでるため、認可園をあきらめて、民間の保育所に高額な保育料を支払って、深夜早朝の保育を依頼している家庭もたくさんいます。
それにより、フルタイムで働いても、収入のほとんどが保育料に消えてしまうケースも多く、「それなら…」と、勤務をあきらめる原因にもなっていました。
みんながハッピーになれる制度ができて、子育てしやすい社会になっていくといいですね。
Photo by Marcio Ramalho