小さな子供というのは頻繁に急な発熱や病気になります。
両親が働いている家庭にとって子供の病気は最大の難関となります。
保育園では預かってもらうことが出来ない病気の子供を預かってくれる病児保育があるので知っておきましょう。
・病児保育の施設には3つのタイプが
病児保育とは、保育園に通っている子供が病気になった場合、仕事を休めない親に代わり病気の子供をお世話することです。
または、その子供を預かる施設のことを指す言葉です。
病児保育を行っている施設には3つのタイプがあります。
まず、保育園併設型です。
これはその名の通り、通常の保育園に病児対象の施設が併設されています。
医療機関併設型は、地域にある小児科が保育園の代わりに病気の子供を預かって保育をしてくれる施設です。
他に、病児保育を単独で行っている単独型もあります。
単独型の施設の中には、自宅訪問を行っているところもあります。
・対象年齢や病後児保育との違いについて
病児の基準は、子供が病気にかかっているものの入院をするまででもなく家庭で療養する程度であるものの、保育園などでの保育は受けられない状態であることです。
また病児保育の対象となるのは、通常生後6か月から小学3年生までですが、施設によっては6歳までだったり小学6年生までが対象だったりと幅があります。
病児保育の他、病気が回復に向かっているものの健康な状態までには戻っていない子供を対象とした病後児保育もあります。
働いている親の負担を軽くしてくれる病児保育と病後児保育があります。
それぞれ基準が違い、また施設によって対象年齢も異なるので、事前に近くにある施設を確認しておきましょう。
Photo by Tom Reynolds