子供が病気になり、体はよくなったけれどまだ登園することができない、そんな方にピッタリなのが病児保育ですが、一体どのような保育方法なのでしょうか。
・病児保育とは
病児保育とは突然熱が出た、風邪をひいたというときに保育園に子供を預けられない、だけど仕事を休めないと言う保護者の方から依頼を受け、一時的に子供を預かるサービスを言います。
働いていると子供が病気だから早退する、欠勤すると言うことが出てきますが、あまり続くと周りに迷惑をかけてしまいます。
そのため子供にもう風邪を引かないでなどと祈ってしまうのですが、抵抗力が弱い子供はいくらでも熱を出します。
そこで病児保育が自宅あるいは施設で病気の子供を預かり面倒を見るサービスが増えているのです。
・NPO法人の事業がほとんど
病児保育を行っているのはほとんどがNPO法人と言われています。
会員登録し、子供が病気になったときに連絡をするとすぐに駆け付けてくれる、あるいは施設で見てくれるというのが多くの流れです。
本当は会社の人も理解を示し、子供が病気で出勤できないという従業員に対し、子供を優先してあげて下さいと優しい言葉をかけられる環境があればいいのでしょう。
ですが今の日本でそれは難しい状況ですから、病児保育のようなサービスのニーズが増えているのです。
病後保育のように助成金を受けられるわけではありませんが、こうしたサービスがあることは小さいお子さんを抱える親御さんにとってありがたいものではないでしょうか。
Photo by Peter Lindberg