タイの大学生ジェーンは毎日大学で勉学に励んでいますが、授業が終わるとすぐに保育園に向かいます。
というのもジェーンにはジューンという一人娘がいるからです。
ジューンは保育園通いですから大学の授業が終わるとジェーンはすぐに保育園に迎えに行きます。
当然ジェーンはまだ大学生で若い女性、しかも結婚もしていませんし、正社員などとして働いているわけでもありませんから、世間の目は非常に冷たく厳しいです。
しかしジェーンは周りの目などお構いなしにジューンに愛情を与え、一緒に遊び、お絵かきや読み聞かせをし、さらにお風呂も一緒に入り毎日楽しく充実した日々を送っているのです。
ジューンも自分に愛情をたっぷり注いでくれるジェーンが大好きで、ジェーンが夜遅くまで勉強し、ベッドに入って眠るとキスをすることもよくあります。
そしてジューンは静かに部屋の照明を落とし、ともに眠りの一時を迎えるのです。
しかしこの2人には大きな秘密があります。
その事実を知る知人は、ジェーンに本当のことを話してしまった方が楽になるのに、と言います。
「未婚のシングルマザー」として世間からつらく当たられ、苦労するジェーンを心配していました。
それはジューンは実は捨て子で、ジェーンによって拾われたということなのです。
ジェーンがジューンを拾ったのはある日のこと、道端に捨てられていたカバンに入っていたジューンを見つけたのが始まりでした。
しかしジェーンは「ジューンが悪く言われるくらいなら自分が悪く言われた方がいい」と言うのです。
「わたし一人が蔑まされるなら、全然かまわない」と。
ジェーンはジューンに、自分は捨てられた子と思って生きてほしくない、と、自分で育てる決意をしたのです。
そしてジューンは無事に保育園を卒園、ジェーンに見送られながら園の門を後にします。
いつかジューンが自分が本当は捨てられた子だということを知る日が来るかもしれない、それでもジェーンの愛情がジューンにとって前向きにさせてくれるエネルギーとなることを信じているのです。
これはタイのワコール法人によって作られた動画で実際に会った話ですから、興味のある方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
<出典>YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wPtOm9UXfnU