ブルガリアで生まれてからすぐに親に見放され、7年間孤児院で過ごしたアーチーは家族のぬくもりを知らずに育ちました。
さらにダウン症を患っていたことから偏見を受けて育ちました。
一人ぼっちでしたが、笑顔の素敵な男の子です。
そんなある日、テキサス州に住む家族がアーチーの写真を見て、4歳の娘を連れてブルガリアに直接会いに行きました。
そしてアーチーにあった瞬間、家族はアーチーを家族と認識したのです。
父ジョーイも母リサも、アーチーが偏見を持たない我が国に移れば彼のためになると、そしてこれから起こることに期待を寄せたのです。
そして親せきや友人にアーチーを家族の一員として迎えることを嬉々として話したのですが、周りは賛同してくれるどころか批判してきたのです。
誰もが専門家気取りで意見を言い、質問を投げかけ、心配をしてきたのです。
それでもリサは立ち向かいましたが、4歳の娘エースのことを言われたときは憤慨したそうです。
周りはエースのことを軽く考えている、アーチーのせいでエースの人生が台無しになる、エースの身に危険が降りかかるとまで言われ、夫婦の心は傷つきました。
しかしエースはそんな周りの意見に反して、きょうだいであるアーチーのことを説明したのです。
アーチーが生まれたとき医師はダウン症と診断され母親に見放されたこと、しかし自分はアーチーがいることで幸せだということを言ったのです。
動画の中でエースはアーチーを紹介し、ダウン症によっていろいろなことができないと説明しました。
しかしアーチーは少し変わっているかもしれないけれど同じように接するべきで、障害のために変えたり奪ったりはしないこと、神様が完璧に作ってくれた世界一の弟だと、愛しているよと抱き合ったのです。
こうした小さな少女の言葉は多くの人の気持ちを揺さぶりました。
ダウン症は少しずつ理解は進められているものの、完璧に理解されているは言えません。
成人しても様々な偏見を持たれますし、就業や生活にも問題が起こってくるのです。
しかし周りが理解し、問題をひとずつ乗り越えることが大切なのではないでしょうか。
<出典>YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cZ_i3yioHlo
https://vimeo.com/76372356