小さい子をお持ちのママさんにとって、子供にお手伝いをさせてみたい、そろそろさせたいなと思う時期がやがて来るでしょう。
そんな時、上手にお手伝いをさせる方法はあるのでしょうか。
手伝いは、ただママの負担を減らすだけではなく、子供にとって大切なことを学ぶ時期でもあります。
人の役に立つことがこんなにも良いことなんだ!と気付かせるためのお手伝いなのです。
上手にお手伝いを進める方法をご紹介しましょう。
まずはお手伝いのお願いの仕方が大事ですね。
○○くんにやってほしいな。
○○ちゃんのほうがママより上手そう!
と褒めることから入ります。
すると子供は俄然やる気になります。
そして子供目線で教えることも大切です。
スポンジにどれだけ洗剤をつけるか、すすぎをどれくらい行えばよいかなど、ママにとって当たり前のことが子供には初めてのことばかりなのです。
分からなくて当然。うまく誘導してあげましょう。
また出来た時には大げさに褒めることも大切です。
助かったよありがとう。
○○ちゃんのおかげでピカピカになったよ。
などなど、色々な褒め言葉がありますので、ぎゅっと抱きしめて言ってあげましょう。
またお手伝いをしたらご褒美をあげるという手段もあります。
これは毎回行うのはあまりよくありませんので、たまにあげる程度にしましょう。
お手伝いが終わったらチョコレートを少しだけあげるなど、簡単なもので良いのです。
また基本的に子供は楽しいことが大好きです。
お手伝いを楽しいと思わせることが大切です。
食器の片づけなどは泡が消えていくのを楽しんだり、自宅でケーキを焼いた時などにはクリームを塗るのを任せたりしましょう。
このように、お手伝いをさせることで子供に自信がつき、ひいては人の役に立つことが面白いことなんだと気付かせることが、やがて子供の自立に結びつくのですね。
Photo by Kelly Long