核家族化が進んだ現代では、子育てが閉鎖された中で行われがちで母親にとても負担がかかってしまうということから、家庭だけではなく地域や行政が孤立した子育てを行わないようにと様々な取り組みが行われるようになっています。
いわゆる子育て支援というものですが、その子育て支援は住んでいる市町村によっても違いがあります。
町内会単位で行われる小さい規模のものから、行政で行われる大きい規模のものまで、探してみると沢山あるものです。
まず、出産すると、地域の保健師さんが生まれたばかりの赤ちゃんとママのサポートを行います。
順調に赤ちゃんは成長しているのか、ママは元気に子育てすることができているかどうか、子育てしている環境は適切なものかどうか出産した家庭に出向いてアドバイスを行うというシステムがあります。
赤ちゃんを連れて外出することができるようになる時期になると、保険センターなどでは同じ月齢の親子が集まることのできる催しを行っています。
外出する機会を少しでも多く持って欲しいということと、同じ月齢の子を持つ人たちとの繋がりを持って欲しいというのが目的で行われています。
その他にも、近くの保育園や児童会館などでは赤ちゃんを連れて遊びに行くことができる日を設けていて、時には地域のお年寄りがお手伝いにきているので赤ちゃんを預けてお母さんだけリフレッシュすることができる機会を作ってくれることもあります。
このように、子育ては閉鎖されたものではなく地域の様々な人たちとの交流の中で行うことができるものとなっているのです。外へ一歩出てみてくださいね。
Photo by Rolands Lakis






