今世界中で騒ぎを起こしているのがテロリスト事件ですが、4年後にオリンピックを控える日本、海外旅行に出かける人が多い日本も他人事とは言えないかもしれません。
ではもし目の前でテロ事件が起こった場合、どうすればいいのでしょうか。
・他人事ではないテロ事件
日本では地下鉄サリン事件以来テロ事件らしいテロ事件はありませんから他人事のように思っている方もいるかもしれません。
しかし9・11テロ事件をはじめ、2016年7月2日にバングラディッシュで起こったテロ事件では実際に日本人が犠牲になっています。
そんな中でアメリカで行われたテロ対策訓練を受けたYupendyさんのSNSへの投稿が話題となっています。
・自分でできるテロ対策
Yupendyさんがアメリカで受けたテロ対策訓練の内容を一部ご紹介します。
お店に入るときは常に非常口や出入り口の場所を確認しておくようにするのが大切です。
また飲食店などで生存率が高いのは大きな柱、パーティションなどの壁に近いところで、一つだけ置かれたバッグや缶などが近くにないかどうかにも気を配りましょう。
もし何か起こった場合、何が起こっているのか確認せずにすぐ逃げてください。
野次馬のように携帯電話やスマホで撮影したり、実況中継するのは止め、立ち止まらずに逃げましょう。
銃の乱射や爆発が起こった場合など、どんなケースでもかがんで逃げることが大切です。
爆発の場合、頭が爆風で吹き飛ぶ可能性がありますし、足を怪我しても這って逃げれることができます。
友人、知人、家族とはぐれてしまっても探さず、自分の安全を確保してください。
化学兵器テロが起こった場合はハンカチで口と鼻を覆うのが大切です。
なお銃弾をさえぎるものとしては木製ではない壁や大きめの木とされています。
とにかく大切なことは逃げることとスマホなどで記録をしないこと、テロに立ち向かわないことです。
日本では起こらないだろうと思い込んでいるテロ事件ですが、いつどのような形で直面するか分かりません。
Yupendyさんが投稿してくれたテロ対策を参考に覚えておいてみてはいかがでしょうか。
Photo by Salim Fadhley