毎日たくさんの赤ん坊が生まれていますが、奇跡とも言える状況の中、力強く生まれてくる赤ん坊もたくさんいます。
一つの羊膜に包まれて育つ、とても珍しいケースの双子を妊娠した女性がいます。
この双子は、2人とも無事に出産するのは難しいと言われていたのですが。
・一つの羊膜に包まれて育つとても珍しい双子には危険が・・
ジャスミンという女性は、パートナーと一緒に、お腹の中の双子に出会えるのを待ち望んでいました。
しかし、ジャスミンの双子はとても珍しいケースでした。
それは、一つの羊膜の中で二人一緒に育つという稀なケースで、これは珍しいことであると同時に、さまざまなリスクがあったのです。
一つの羊膜の中で双子が成長するということは、とても狭くへその緒が絡まってしまうというリスクがあります。
これは、胎児の生命が危険にさらされるということです。
ジャスミンのケースも、その心配が現実のものとなり、双子のへその緒がとてもきつく絡み合ってしまったのです。
もしもこのままの状態が続けば、どちらか1本のへその緒が切れてしまう可能性もあります。
それはつまり、双子のどちらか一人が生きられないということになります。
・医師も驚くほどへその緒が絡まる双子は無事に・・!
この事態は日ごとに悪化し、最後の超音波検査では、へその緒が双子のうちの一人の首に絡まっていることが分かったのです。
このままの状態でとても普通分娩をするのは無理だったので、ジャスミンは帝王切開での出産となりました。
緊迫した状況の中、帝王切開手術が始まったのですが、幸いにも優秀な医師たちのおかげで、最初の1人目の女の子が取り上げられます。
さらにすぐに2人目の女の子も無事に取り上げられました。
医師やママの心配をよそに、生まれてきた女の子たちはとても元気で、呼吸も自分で出来たのです。
しかし、へその緒の絡まり具合は、医師たちも驚くほどで、へその緒の写真を撮るほどの稀なケースだったのです。
人生のスタート地点ですでに大きな難関をクリアした3人ですから、これらの人生では大抵のことは乗り越えることが出来るかもしれませんね。
Photo by YouTube/Sharp HealthCare