離婚する夫婦が日本でも急増していますが、そこで一番の被害者となってしまうのは子供たちでしょう。
さまざまな理由があるかと思うのですが、小さな子供は、大きく変わる環境の変化や大人たちの争いに心を少なからず心を痛めているはずです。
アメリカのとある父親が突然姿を消した娘を探し、2年後に再会したという感動のお話しです。
・前妻と2歳の娘が突然、姿を消してしまったら・・
離婚をすれば、どちらかの親は子供と会えなくなってしまうケースが多いですね。
これは親にとってとても悲しいことです。
あまりにもその別れが突然だった場合には、その悲しみもより深くなってしまうはずです。
アメリカに住むブライアンさんは妻と離婚、2014年に突然、この妻は娘と一緒に姿を消してしまいます。
彼の前妻は、当時2歳だった娘を誘拐した形で、失踪してしまったのです。
夫婦との間はうまくいかなったとしても、どちらの親にとっても子供はとても大切です。
彼もこの出来事のあとには、悲しみに打ちひしがれ、夜な夜な娘と一緒に歌っていた歌を、1人で星を見上げながら歌っていたと言います。
もちろん、泣いてばかりいても何も解決しないので、彼は娘を一生懸命に探し始めます。
2年もの間、彼の必死の捜索は続きます。
・最愛の娘を2年後に思いもよらない場所で再会!
最愛の娘は、失踪してから2年後に、思いもよらない場所で見つかります。
ブライアンは、友達から電話で、彼の娘を見かけたことを告げられます。
彼の娘がいたのは、なんとホームレスが集まる施設だったというから彼もとても驚きました。
彼の前妻は、ブライアンに娘を見つけられないようにと、いろいろな場所を渡り歩いたのでしょう。
友人からの連絡を受けた彼は、この場所に出向き、前妻と最愛の娘を引き取り、そして裁判所に向かったと言います。
この前妻は、母親としての親権をまだ持っていなかったためです。
この一見があったからでしょう。
裁判の結果、娘の親権は父親になったのです。
裁判所で彼は、4歳になった娘が1人でしっかりと歩く姿を見て感動します。
そして、無事に娘と生活出来るようになった彼は、毎晩のように一緒に星を見ながら歌を歌っているそうです。
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