ひと昔前に比べると、最近は離婚がそれほど珍しいものではなくなりました。
芸能人カップルの離婚のニュースもよく聞かれますし、身近にも離婚したカップルが何組かいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、離婚する夫婦にはとある特徴があることが分っています。
とても興味深いアンケート結果を紹介しましょう。
・離婚する夫婦には、とある特徴があった!衝撃の回答とは・・
2015年の離婚件数は22万6189組であると厚生労働省から発表されています。
とても多い数のように思えますが、過去最高となるのは2002年の28万9836組で、それから年々減少傾向にはあるようです。
しかし、22万組ものカップルが離婚しているのですから、離婚がとても身近なものになっている事は間違いありません。
離婚理由は人それぞれで、さまざまな事情があるかと思いますが、離婚を経験した人達は、どのタイミングで離婚を意識し始めたのでしょうか。
とあるアンケートでとても興味深い結果が出ています。
20代から40代までの離婚経験者100人、男女各50人ずつに対して行われたアンケートです。
『もしかして離婚するかも』と初めて予感したのはいつ?という問いでは、「結婚して数年たった時」という答えが43%と最も高くなっています。
次いで多いのが「結婚して数か月たった時」という答えで20%の人が回答しています。
ここで興味不深いのは、「結婚直後」で9%、「結婚の準備中」で10%、さらに「結婚する前」で7%もの人が、離婚するかも、と予感していたということです。
4人に1人が結婚前、もしくは結婚まもない時期に離婚を予感していたのです。
・離婚経験者の声
離婚経験者に対してのアンケート結果は、男女差もほとんどありません。
そこで次に気になるのが、どんな事が引き金になったのか、初めて離婚が頭によぎった当時のことではないでしょうか。
結婚する前と答えた人では「正直、まだ結婚したいとは思っていなかった」という声や「結婚前に一度裏切られたことがあったから」というものがあります。
結婚準備中と答えた人では「相手のふるまいをみて『長続きしないかも』と思った」「自分の家族に対してリスペクトを感じなかった」などと答えています。
このような意見に思い当たる人もいるかも知れませんが、別れるかもという予感があったからといってみんながみんな離婚するわけではありません。
これらの意見を参考にして、相手を思いやることや夫婦関係を見直してみると良いですね。
Photo by Mikel Seijas Alonso