父親になりきれない夫が増えているようです。
パパのことを「大きい子ども」扱いして諦めているママもたくさんいますが、大きい子どものままにしておくと、後で「僕だけないがしろにされている」「尽くしてくれない」と、パパはさらに大きな勘違いをするようになります。
●パパを育てることも必要!大きい子ども扱いをしていると・・
パパに対しては、子どもが赤ちゃんのうちから「あなたは私と一緒に子どもの世話をする父親としての立場である」ということを常々言っておくことが大切です。
とある父親は、子どものような立場に甘んじてしまい、やがては奥さんに対して、「こどもの世話ばかりで妻が自分に尽くしてくれない」「自分がないがしろにされて家に居場所がない」さらには、「子どもに邪魔されずに、もっと静かなところで趣味に集中したい」などという、とても身勝手な理由で突然失踪してしまう、ということも実際に起こっています。
このようなケースは何も特別ではありません。
「子どもが生まれてから、自分のことを構ってくれなくなった」「自分に対して冷たくなったようだ」と、育児に専念するママに対して不平不満を言うパパがとても増えています。
こんな愚痴を言われたら、そのままにしておいてはいけません。
パパはどんどん、大きな子どもとして成長、わがまま放題になってしまう恐れがあります。
ママは、パパにも育児に参加しやすいような環境を作ってあげるといいかも知れません。
子どもと過ごす時間が増えることでパパにも父親としての自覚が芽生えママに対する不満も減ってくるはずです。
Photo by Ryan McDonough