仕事も抱えながら、こんなに協力しているのに、どうして怒りっぽいの?
産後のママがイライラしてる原因は、パパの言動にあることも…。
こんな行動、身に覚えはありませんか?
●育児のやり方に口出ししてくる
一生懸命に育児をしているママに対して、口出しするパパも多いようです。
毎日毎日、悪戦苦闘しながら育児をしているママに、ネットで見た情報や友達から聞いた話をもとに「それは違うんじゃない」「こうした方が良いよ」などと言われたら、イライラしてしまうのも当然でしょう。
「いつも昼間はいないくせに、口出ししないでよ」と、ママはパパに反感を持ってしまうでしょう。
パパとしてはよかれと思って、協力するつもりで、育児の情報を集めて教えてくれているのだと思いますが、「言うは易し」です。
育児のやり方に口出しされるのは、パパからでなくても、あまりいい気はしないものです。
実母や姑から、育児の方針、やり方をアドバイスされることも多いですが、まるで自分が否定されているように思ってしまうママも多いのではないでしょうか。
子育てを経験してきた先輩である、実母や姑から言われても、イライラするものなのに、育児経験もないパパから、口出しされれば、誰でもイライラしてしまうでしょう。
パパは、口出しなどもってのほかで、ママの育児の負担を上手にサポートすることに専念しましょう。
それは、やさしい言葉をかけることだったり、休日にママに自由な時間を持ってもらうことかも知れません。
産後ママたちがイライラしているパパたちの言動は、他にもまだまだたくさんあります。
「とても料理ができない」というママに対して
×「食事は簡単なものでいいよ」
×「じゃあ、ご飯は外で済ませてくるよ」
これはママが爆発するNGワードです。
【パパ】気を使って、負担にならないように言ってるのに、なんでダメなの?
【ママ】本当に手抜きの料理にしたら怒るくせに!しかも、料理する余力がないってことは、ママ自身の食べるものがないことに気づいて!
○「僕が作るよ」
○「何か適当なものを買って帰るよ」
これが正解です。
これらは、産後ママへの思いやりや、育児・家事への想像力が欠如した言動ばかりです。
産後ママたちは、たくさんのことをパパに求めているのではなく、ちょっとした気遣いを求めているのです。
育児に参加出来なくても、パパからの「いつもありがとう」の言葉ひとつで、ママはイライラせずに頑張れるものなのです。
Photo by Philip Dean