「子どものためにと思って色々やっているのに、頑張れば頑張るほど、パパが冷たくなってきた」よくあるパターンですが、実はママのこんな努力が逆効果になってる場合も…。
男性が生理的に嫌がる、女性特有の「子育て」スタイルをご紹介します。
●パパの理解を超える過保護
パパが内心ドン引きしてしまう要因の一つは、あまりに過保護な子育てを行っていることです。
たとえば食べ物を子どもに与えるとき、添加物が入っているものはダメ、栄養バランスをとらなければダメ、水道水は絶対ダメ、放射能のない産地だけを選ぶなど、気にしすぎるママの態度がパパには理解できません。
また子どものために、わざわざ大人と違う食材を用意するのもパパが違和感を覚える要因です。
外出先でも衛生面に慎重すぎる過保護なママも、イタイと思われています。
除菌に神経質になったり、外で葉っぱや虫やどんぐりを触ることを禁じたり、汚れる遊びをさせないなどです。
また習い事に熱心になり過ぎて「ピアノが弾けなくなるからボール遊びはダメ」など、遊びを制限し過ぎることも、パパには理解できません。
日焼けを気にしすぎたり、感染症に過敏になることも、大切なことではありますが、度を過ぎると、パパと意見が分かれたり、子育てについていけないと感じてしまいます。
子どもの食事や健康に気を配ることはよいことですが、その程度や他の生活とのバランスも大切です。
●お金の使い方が偏ってる
さらにママが子どもにおもちゃや服を買うとき、あまりにたくさん買い与え続ける、ママの基準で選び続けるのも、パパは面白くありません。
特に子どものファッションを選ぶのはママの楽しみでもあるのですが、パパは服を買いすぎるという行為に、理解を示すことがなかなかできないため喧嘩になることが多いのです。
多くのパパは一つのものを大切に使ってほしいという意見ですから、買いすぎることがものを大切にしない子どもに育つと考えてしまうのです。
ですから何事も限度、節度を持って買い与えるようにしたいものです。
お受験や教育費にお金をかけすぎることも、理解できないパパが多いようです。
●実母に頼り過ぎ
さらに実家に甘えるママを見ていると、パパはママの実家が子育てに過干渉になるのをお畏れます。
話をするときも、実家がこうしている、母がこう言っているなどという言葉を使うと、パパは「それなら実家で子育てをすればいいじゃないか、俺はもう子育てには参加しない」と反論したくなるのです。
確かに子育てのベテランがいますから実家に頼りたくなるのも分かりますが、あまりに実家に頼りすぎてはパパの出番がありませんし、誰の子どもかもわからなくなってしまいます。
いかがでしょうか?
いずれも、ある程度はどのママもやっている普通のことではありますが、「程度の問題」といえるかもしれません。
ママ一人の判断だけで子育ての方針を決めてしまうと、パパは子育てに自分は不要なのだと感じ、家庭内に居場所がないように感じて心が離れてしまうのです。
ママが頑張るほど、パパは冷やかな気持ちで、心が離れてしまいます。
そうならないためには、何かを決める時は夫婦で話し合って、パパと考えに違いがないか、どこまで歩み寄るのか、お互いの考えをすり合わせて子育てしていくようにしましょう。
方針が違う場合、パパとママで役割を分担する、という方法もあります。
「ママとお店に行く時はお菓子は買わないけど、パパと行く時は買ってもらうのはアリ」「虫取りや泥遊びはパパ担当」などです。
子どもが混乱せず、ルールに矛盾がでないことが大切です。
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Photo by Oleg Sidorenko