いつもパパとママが怒鳴り合いの喧嘩をしていたり、無視が続くような家庭で育った子どもは、大きくなってから精神的なトラブルを抱えるようになります。
家庭内でのストレスが原因となり、問題行動を起こす可能性があります。
夫婦の不仲がわが子に与えるダメージ 5つをご紹介します。
●引きこもり
家庭内で、両親が喧嘩ばかりする姿を見せられて育つと、子どもはいつかママが家を出てしまうかも、離婚するかも、といった不安をいつも抱くようになり、これが不登校の原因になります。
不登校が長いと集団生活をしてこなかったために、社会性や自己肯定感が低くなり、社会生活もうまく出来ず、引きこもりやニートになることもあります。
●うつ病
夫婦仲が悪いことは、子どもに大きなストレスを与えます。
これが原因でうつ病になってしまう可能性もあります。
親のことが心配で寝不足になり、自律神経が乱れ、学業にも悪影響を及ぼす可能性も出てきます。
●問題行動
夫婦喧嘩の多い家庭では、子どももそのテンションで親から当たられるので、外でも反抗的な態度を取りやすく、問題行動を起こす可能性が高くなります。
●自傷行為・破壊行為
夫婦仲が悪いことを自分のせいだと感じる子どももいます。
自分が生きている価値を見出すことができなくなり、自傷行為や破損行為に走るようになります。
●精神疾患
両親の喧嘩する姿を見て育った子どもは、不安障害やパニック障害を起こす可能性が高いです。
また、家庭内でのストレスや現実逃避から、過食や拒食などの摂食障害に陥る子どもも少なくありません。
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