今、既婚男性の中で、帰宅恐怖症になる人が急増しています。
いつも帰りが遅い、何かと理由を言っては、家に帰ってこない、という旦那さんをお持ちの方も多いかも知れませんね。
もしかして、帰宅恐怖症になっているかも知れません。
●パパが「帰宅恐怖症」に!その特徴とは・・
本来であれば、仕事の疲れを癒やす場所であるはずの家が、とても居心地の悪い場所になっているのなら、それは奥さんにとっても悲しいことです。
しかし、実際は、ママがふとした無意識で行っている行動から、パパを追い詰めている可能性が多いようです。
●家にいても、疎外感や孤独感を感じている。
仕事から疲れて帰ってきても、「お帰り」という言葉もなければ、「お疲れさま」「ご苦労様」などの労いの言葉ももちろんない、こんな毎日にパパは疎外感を感じてしまうのは当然のことです。
また、帰りがそれほど遅くないのにママと子どもは先に夕食を済ませている、自分だけ同じテーブルで食べさせてもらえない、という家庭もあるそうです。
ママがパパに感謝の気持ちを持っている様子がないと、子どもは次第にパパを馬鹿にするようにもなります。
●すぐにママからダメだしをされるのが辛い。
「床にものを置かないで」「タンスの中をごちゃごちゃにしないで」などと何か行動するたびにママからダメだしをされる、というのはどこの家庭でも見られる光景ですが、これが続けば、パパは次第に家に帰りたくなくなります。
男性と女性では、汚れている、という感覚のレベルが違うと同時に、職場で気を使い張り詰めたモードが完全にオフになる家庭では、なかなか気遣いが出来ないものです。
身に覚えがある、というママも多いのではないでしょうか。
もちろん、パパにも非があることが多く、一人で家事育児に奮闘して追い詰められているママの疲労や、小言を言いたくなる気持ち、やむを得ず、パパ無しで生活をやりくりしなければいけない状況がありますよね。
しかし、どこかで、パパに対する感謝の気持ちや、思いやりの気持ちを持つことで、状況もかなり変化してくるはずです。
休日は必ず一緒に食事をとる、パパに感謝やねぎらいの言葉をかける、そうするだけでも違ってくるはずです。
パパに優しい声をかけた後、今どんなことで困っているか、話してみると、殺伐とせずにママの苦労が伝わるかもしれません。
Photo by Donnie Ray Jones