ここ数年、DVやモラルハラスメントという言葉を耳にするようになりました。
もともと同じ環境で育ったわけではないので、すべて同じ考えで育児を行って行くのは非常に難しいものです。
しかし、そんな考え方の違いから夫婦喧嘩などに進展した場合、子供には決していい影響は与えないのです。
・子供にとってはどっちも大好きな親
子供は物心がつくまでの間は、パパもママも同じように大好きです。
もちろんそばにいる時間が長いのはママのほうが多いため、ママと仲良くなる傾向が多いですが、パパも大好きなのです。
そんな大好きな二人が目の前でもめていたら、子供の精神面を傷つけてしまいます。
気にしないようにして大きくなった子供であっても、大人になってから、夫婦喧嘩を見てしまったトラウマから、アダルトチルドレンになりやすいといわれています。
また、小さいころからそのような状況を見続けることによって、自分が大きくなってから、自分の相手に同じようなことをしてしまうことがあります。
子供が見てしま多DVやモラルハラスメントは、連鎖してしまう可能性が高いのです。
・自分のせいにしてしまう
小さな子供には大人がどうしてケンカしているのかわかりません。
興奮しながら話している両親の言葉を理解することができないため、ケンカが長引くと、ケンカの原因は自分なんだと思い込んでしまいます。
その状態が長引くと、自分さえいなければ両親はケンカしないんだなどと、間違った感情を抱いてしまいます。
両親がケンカをして見せることで、子供が自分を受け入れることができなくなり、小さいながらにして心を病んでしまうことになります。
夫婦喧嘩は特に子供が小さい間は様々な意見の違いなどから起きることが多いです。
しかし、子供が見ている前ではできるだけケンカしないようにしてください。
万一子供が見てしま多場合には、子供が原因でケンカしているわけじゃないんだということを伝え、子供を抱きしめてあげてください。
しっかりフォローを行うことによって、子供への影響は少なくて済みます。
Photo by aria Grazia Montagnari