愛し合って結婚したんだから、お互いの存在が原因で病気になるはずがない。
…結婚したてのご夫婦やまだまだラブラブの夫婦であれば全く無縁の病気でしょう。
しかし、近年はテレビなどでも取り上げられ、少しずつ理解され始めている夫原病(ふげんびょう)。
原因や症状などについてまとめてみました。
●夫原病(ふげんびょう)の実態
夫原病とはその名のとおり、夫が原因で妻が起こす病気のことを言います。
旦那さんによるモラルハラスメントなどの精神的苦痛から、自律神経のバランスが乱れ、耳鳴りやめまい、全身倦怠感や体の痛み、動悸、息切れ、過呼吸などの呼吸困難の症状が現れます。
真面目でおとなしく、旦那さんに逆らうことをしない奥さんや、逆らいたくても威圧されてしまう奥さんに多い病気で、更年期にかかるときに症状が出ることも多いため、更年期障害だと勘違いして見逃されてしまう事も多いです。
自分が何かを話せばそれを否定したり、けなしたりする旦那さんの発言に何も話す気がなくなり、ついには失語症にまで陥ってしまった奥さん。
旦那さんが帰宅すると頭が痛くなり、最初はたまたまかと思っていたけれど、あまりに続くので病院へ行ったら旦那さんが原因だと診断されたケースなど、様々です。
しかし、中には重度の精神障害をわずらってしまったり、呼吸困難などから入院する場合もあるので、少しでもおかしいと感じたら早めに治療や対策を立てることが肝心です。
自分でできる方法としては次のようなものがあります。
実行するにはかなりの勇気が必要ですが、夫原病改善のためだと思って頑張ってみてください。
夫原病は夫の理不尽な言動を妻が我慢していることから起きる事が多いです。
我慢していれば相手は妻が心を痛めていることには全く気が付いていません。
ですから、相手に自分がどれだけ傷ついているのかをきちんと伝える必要が在ります。
その手段として喧嘩や家出があります。
この方法でも相手に自分がどれだけ傷ついているのか理解してもらえなければ、離婚という方法も最終手段として検討して起きます。
自分が悪いのだから、自分が我慢すればと放置してしまうとどんどん妻の精神状態は悪化してしまうので、我慢せず心療内科などで相談してみるのも良い方法です。
Photo by LilySusie