初めての出産は嬉しい気持ちよりも、不安の方が大きくなってしまうのも無理ありません。
無事に赤ちゃんが生まれてくるよう祈りたい気持ちもある反面、出産時の陣痛は経験した人にしかわからない痛みなので、痛みに対しての不安や恐怖もあります。
よく例えられるのが、鼻からスイカを出すとか、今までに味わったことのない激痛などです。
また赤ちゃんが生まれるまでには、個人差もありますが、何時間、何十時間も陣痛に耐えなければいけません。
陣痛に関してはあらかじめママも勉強をしていると思いますが、陣痛が始まったからといってすぐに赤ちゃんが生まれる事はありません。
陣痛の感覚も徐々に狭くなっていくので、慌てずに対処しましょう。
ここは病院による違いもありますが、一般的には病院に着いたら陣痛室に入りますので、そこでしばらく過ごします。
まず陣痛がおさまったらタイミングをみて食事をとっておきましょう。
出産はかなり体力を消耗するので、体力を蓄えておく事も大切です。
痛みに備えて動かないようにしてしまいがちですが、痛みがない時は少し歩いたりして軽い運動も必要です。
陣痛の波は徐々に時間が狭まってきますが、痛みが引いているときには一番楽な姿勢で過ごします。
この時クッションや座布団があると、もたれかかったり腰の下に挟んで横になったりと何かと便利です。
寒い時期は冷えが痛みを強くさせるので、靴下や使い捨てカイロなども用意して冷えないように工夫してくださいね。
Photo by Shyn Darkly