睡眠時間が足りない小さい子供は学習能力に影響が出てしまうと言われているので、育児中のパパやママは気をつけてあげてください。
3歳くらいの小さな子供には11時間から14時間程度の睡眠が必要となりますが、この時期に十分な睡眠を取っていないと、成長してから学習能力が低下する傾向が見られます。
つまり、3歳の頃に生活習慣や睡眠リズムが乱れていると、7歳になった時に学習面で困ることが起きる可能性があるのです。
これはイギリスのロンドン大学の教授が行った調査結果でも明らかになっています。
計算力、読解力のテストを行って、結果とテストを受けた子供の過去の睡眠リズムを比較したというものです。
結果として3歳の頃に寝不足だったり、睡眠が不規則だった子供にテストの結果が悪いことが多く見られました。
なぜ3歳を基準にしているのかというと、3歳頃の小さな子供がもっとも睡眠が不規則になると考えられているからです。
保育園や幼稚園に通うようになれば、きちんと生活習慣が整うのですが、その直前の3歳の時期は不規則になりがちだと言われています。
3歳前後の小さい子供の育児中のパパやママは、このことにもよく注意して睡眠時間をしっかりと確保してあげましょう。
子供は親が起きていると一緒にいたくて、つい夜更かしをしてしまうと言われています。添い寝をしてあげたり眠る直前に軽くスキンシップをして安心して眠ることができる環境を整えてあげてくださいね。
Photo by Keith Rowley