あいさつというのは人間関係を円滑にする基本中の基本だからこそ、きちんとしてくれる子供になって欲しいと思いますよね。
子供もあいさつしなければいけないというのは理解していても、中には恥ずかしかったり照れ臭かったりでなかなかできない子もいます。
・他の子と比べるのはNG
近所の○○ちゃんは、いつも礼儀正しくてしっかり挨拶ができて偉いなと感じる事ってありますよね。
それに比べてうちの子ときたら、近所の人に会ってもママの影に隠れてあいさつもできないというジレンマを感じることもあります。
ついイラッとして「どうして○○ちゃんはできるのに、あなたはちゃんとあいさつできないの?」と言わないようにしましょう。
他の子と比べられるというのは、大人が想像しても気持ちの良いものではありませんよね。
またけなされたり比べられたりしても劣等感が生まれることはあっても、じゃあ頑張って挨拶しようとはなかなか思えないものです。
・頭ごなしに叱るのはNG
あいさつができない子は、本人がそのことで悩んでいたりストレスに感じていることもあるでしょう。
「なんで挨拶ができないのよ!」と頭ごなしに叱っては、委縮してますます自分の殻に閉じこもってしまう場合もあります。
きちんと挨拶ができたら、うんと褒めてあげて成功体験を増やして自信を持たせてあげましょう。
「あいさつできるようになったら格好いい幼稚園生(小学生)になれるね」という風に、素敵なお兄さんやお姉さんになれることをイメージさせましょう。
ひっこみ思案でなかなか挨拶ができない子でも、年齢が進むうちに自然にできるようになる子も多いです。
他の子と比べてきつく叱ったりせずに、どうしたらあいさつができるようになるのか一緒に考えてあげると子供の気持ちも軽くなるかも知れませんね。
Photo by Tom Reynolds