子育てサロンや幼稚園、保育園などに行くといつも友達を叩いてしまう子供、どんな気持ちを抱えているのでしょうか。
その時取ってはいけない行動とともに見てみましょう。
・誰かの真似をしている
子供が友達を叩くと言うことはその前に誰かが同じことをしていたことになります。
と言うのも子供は見て覚えるものですから、親がいていることや言ったことをとにかく真似して習得しようとするのです。
心情的には友達が嫌なことをした、自分に気づいてくれないからと言うこともあるでしょう。
ですが多くはその気持ちを解消するための手段として親や自分に近しい人のまねをしているということがあるのです。
さらにそれを注意しないとなるとますます友達を叩くようになりますから注意が必要です。
・子供のしかり方
子供が友達を叩いてしまうのは成長過程に見られる行為でもあるので、見守ってあげた方がいいケースもあります。
言葉で感情を表現できない代わりに叩いてしまうと言うことはあるのです。
ただし、叩いたから叱ると言うとき注意したいのは頭ごなしに友達を叩いたらダメと叱るのは逆効果です。
なぜ叩いてはいけないのか、単純で分かりやすい言葉で教えるようにしましょう。
叩かれたら痛い、と言うことを教え、叩かれたら叩き返せばいい、叩かれても我慢しろと言うことは言わないようにしましょう。
また子供を否定するような言葉もかけてはいけない言葉ですから注意してください。
子供が誰かを叩くという行為は自己顕示である場合と、ストレスが溜まっている場合とあります。
例えば下の子が生まれて上の子を構うことができないと言うことも同じことですから、子供と向き合ってあげる機会だと思ってみてはいかがでしょうか。
Photo by MIKI Yoshihito