しつけといえば、悪いことをした時に叱ることに目が行きがちですが、実は叱るよりほめたほうがしつけの効果は上がるのです。
子供が何か良いことをしたらほめてあげることが大切です。
・ほめられると嬉しい
子どもは叱られると悲しくなって消極的になったり、ダメなことを繰り返してしまったりします。
しかし、ほめられると嬉しくなってまたほめられたいと進んで物事を行うようになります。
やったことが若干良くない場合でも、怒鳴ることなく冷静に教えることで、良いことと悪いことの判断が付けやすくなります。
子どものしつけは親の仕事ですから、せっかく非常に良いことをしたのに褒められないと子供は悲しくなってしまいます。
ぜひ良いことをしたら大げさなほどにほめてあげてください。
・ほめるのもタイミングが必要
子どもが良いことをしたらほめるのもしつけの一環ですが、だからといって人前で大っぴらにほめてもいけません。
人前でほめられると子供は恥ずかしいですし、周囲の子が傷ついてしまうこともあります。
他の人もたくさんいる場所では少しほめる程度にして、家に帰ってからさっきは偉かったねと思いっきりほめます。
叱られるのはその時点で叱られないと心には残りませんが、ほめられるのは少し時間がたってからでも効果があります。
叱るよりほめるしつけを中心に行うことによって、積極的な良い子に育てることができます。
子供を叱るのもほめるのも、子供をしっかりと見ていなければできません。
子どもにしつけを行うためには、スマホいじりや友達とのおしゃべりに夢中になっていないで、自分の子供をしっかりと見つめてあげることも大切です。
Photo by Jerald Jackson