親だけではなくお友達もかんでしまう子供がいます。
どうして、と悩むママも多いようですが、子供にとっては伝えたいことがあるから噛むという理由があります。
・気持ちを表現できない
噛む行為は言葉がまだ発達していない、自分の気持ちをどう表現していいかわからない子供に多く見られます。
嬉しい、怒っているなどと言った感情を言葉に表せられるようになればいいのですが、それが伝えられないと言うのです。
たとえば友達との距離が近すぎる、足を踏まれていると言ったときに気づいてほしくて噛むこともありますし、単純におなかが減っている、眠たいから噛むと言うこともあります。
さらに噛むことで相手がどんな反応を示すか試している部分もあるのです。
・子供の気持ちを察知しよう
子供が噛んでくると言うことは気持ちや感情を伝えたいと言うもどかしさを抱えています。
ですから何を伝えたいのか察して代弁してあげるといいでしょう。
例えばお腹が減っている、眠たい、足をどけてほしい、もう少し離れてほしいと言ったことを子供の様子や周囲の様子から見つけてみてください。
そして噛むことがどれだけいたいことか、子供に教えてあげましょう。
お返しに噛むと言うのは好ましくなりませんが、短い言葉で落ち着いた声で諭すと子供も分かってくれます。
なぜ痛いのか、なぜ噛むことがいけないのか分かるようになり、自分の気持ちを表現する言葉や方法を知ることができれば子供が噛む行為も徐々に減っていきます。
すぐに止められること繰り返す子供がいますが、その度に目を合わせて教えるようにしましょう。
Photo by Rigor Mortisque