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余命数週間の赤ちゃんと最後の別れをしていた両親に驚きの真実が

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子供が生まれることはうれしいことですが、障害があるゆえに生まれてすぐに命を落としてしまうことほど悲しいことはありません。
アメリカに住むエリカさんは、生まれて間もなく亡くなると診断された赤ちゃんを妊娠していました。

・胎児に見つかった病気

アメリカ合衆国フロリダ州在住のエリカさんとスティーブンさん夫妻は妊娠18週目の時に胎児がダウン症であること、さらに脳に大きな腫瘍があることを告げられました。
手術をしても切除することはできないということ、生まれて数週間で命を落とすということを宣告され、出産後は家で家族の時間を過ごそうと決めました。
生まれた女の子にアビゲイルちゃんと名付け、記念撮影をプロに依頼して可愛い姿を残すことにしたのです。
ところが生まれたアビゲイルちゃんの生命力は強く、周りの反応に答え、よく笑い元気に育っていきました。
どんなに時間が経っても笑っているので、もうすぐ死ぬなど考えられないと考えた両親はボストンにある小児病院で見てもらうことにしたのです。

・将来を希望に変えた病院の診断

ボストンにあるアメリカでも有数の小児病院で撮影されたアビゲイルちゃんのMRIを見たコーエン医師は、腫瘍は良性のものではないかと考えました。
そこでコーエン医師は両親に連絡を取り、まだ希望が持てることを伝えました。
希望をすでに捨てていた両親でしたが、コーエン医師の言葉が二人に希望を持たせました。
そして腫瘍は切除すれば再発の可能性も低く、助かる可能性が高いことが分かったのです。
アビゲイルちゃんの腫瘍は無事に手術で取り除かれ、エリカさんは2度目の出産をしたとSNSに投稿しました。
この奇跡に感謝し、アビゲイルちゃんがこれからも一緒にいるということに喜びを感じた両親はすぐに子供部屋を作り、予防接種の予約をしました。
最初、娘はすぐ死ぬものと覚悟を持って準備していたエリカとスティーブン夫妻でしたが、物語はハッピーエンドで終わったのです。
アビゲイルちゃんの奇跡から、セカンドオピニオンの大切さと規模を見失わないことの大切さが教えてもらえるのではないでしょうか。

Photo by Eduardo Merille

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