子どもの習い事はいつの時代も親を悩ませるものですが、最近は子供の習い事事情も変化しているようです。
では今、親御さんが子供に習わせたいこととはいったい何でしょうか。
・ランキングから見る最近増えてきた習い事
子どもの習い事調査によると、最も多いのは外国語で、英語や英会話、中国語などだそうです。
バイリンガルな子供は将来の幅が広がるということから習い事に選ぶ親御さんが多く、ほかには学習塾やスポーツ教室、書道やそろばんが人気となっています。
また空手や県道などの武道、音楽、ダンスなども人気ですが、最近増えているのがプログラミングです。
コンピューター社会の現在、プログラミングを取得するのは大人に取って容易なことではありません。
システムエンジニアと言う特別な職種の人に任せると言う企業も多いでしょう。
コンピューターの授業は小学校低学年から行われていますが、2020年にはプログラミングが必修化するという動きもあるため、プログラミングを習わせたいという親御さんが出てくるのも必然の動きなのでしょう。
・今注目されている習い事
プログラミング以外にどのような習い事が注目を集めているかと言うと科学教室です。
以前、理科が苦手な子供が増えているということから科学教室が全国各地で開催されるようになると参加者が非常に多かったことから、定期的に科学を学ぶことができるサイエンス教室が増えているのです。
楽しみながら実験などを通して科学を学ぶことで理科を好きになる子供が増えてくれれば、ということが教室の狙いです。
外国語は英語が主流ですが、最近はバイリンガルよりトライリンガルという考えの親御さんが増え、そのほかの外国語を習得させようという動きが目立っています。
たとえば韓国語や中国語などアジア圏の言語、大学で第二外国語として選択することが多いドイツ語やフランス語などがあります。
ほかにも体力向上のために親子でボルタリング教室に通うという光景も見られ、今後も楽しい習い事が増えていくと予想されます。
Photo by Ed Ivanushkin