お正月やお盆には、親子で飛行機に乗って帰省したり旅行に行かれる家庭も多いと思うのですが、小さな子どもがいたら、急な体調不良により直前にキャンセルをしなければいけなくなる可能性もあります。
数万円はかかるであろうキャンセル料にハラハラしているママも多いのではないでしょうか。
・3歳児の体調不良で飛行機の予約を直前にキャンセル→差額数万の出費を覚悟するも…
実は今、こういった子どもの体調不良による直前キャンセルにも関わらず出費が3,000円で済んだ、というツイートが話題を集めています。
こちらがその内容です。
3歳の子どもが体調不良になったので、帰省を1日ほどずらすことになったそうです。
ANAの旅割で取ったチケットで、直前の変更ということなので、差額分の数万円の出費は覚悟したと言います。
しかし、ANAの予約センターに変更依頼の電話をしたところ、医師の診断書を提出すれば親子3人分を無料で日程変更してくれたそうだなのです。
旅割で予約して、しかも直前のキャンセルとなれば、誰でも数万円ほどのキャンセル料は覚悟するでしょう。
しかし、ANAの素晴らしいサービスで、診断書の3,000円のみで済んだそうなのです。
このツイッターを見るまでこういったサービスがあるのを知らなかった方も多いのではないでしょうか。
さらにこのツイート主は、公式サイト経由で今回の件のお礼メールをしたところ、即日、とても丁寧な返信が来たということで、さらに感激されています。
さまざまな事情がある、お客さん一人ひとりを大切にしてくれる姿勢が嬉しいですね。
・ANAおよびJALの払い戻しの特例
今回のようなケースは珍しいことではありません。
ANAおよびJALの公式サイトで、払い戻しの特例について記載されていたのでご紹介しましょう。
ANAの場合では、お客様が病気などの理由で旅行が出来なくなった場合、「予定便出発予定日から30日間以内の便への変更」もしくは「払い戻し手数料、取り消す手数料を適用しないで全額払い戻し」のいずれかの特別対応をしてくれるのだそうです。
変更、払い戻しをする場合には、医師の診断書などが必要になります。
JALの場合にもANAと同様に、病気などで飛行機の利用が難しい場合には、医師の診断書などを提出すれば、払い戻し手数料や取り消し手数料なしで払い戻しをしてくれるそうです。
こういった対応がないと、少々無理をしてまで飛行機に乗せてしまう親もいるかも知れません。
感染症予防にもなりますね。
普段利用しているサービスでも、このように知らないこともあるものです。
これからは安心して、ANAやJALを利用できますね。
Photo by Philippe Put