子供は落書きを覚えるといろいろなところに好きな物を描こうとします。
これは何か聞いて答えてくれても親にとってはわからないと言うことも多いですが、落書きをすることで子供のどのような心情を知ることができるのでしょうか。
・脳をリラックスさせたい
落書きには緊張感、ストレスの軽減や緩和効果があるとされ、脳のリラックス効果が得られると言います。
もちろん意味の分からない落書きや、丸を描いただけの落書きも脳にとっては落ち着きを取り戻し、リラックスするための方法だそうです。
子供はたくさんのことを吸収するため脳の許容量をオーバーすることもあります。
落書きをすることで情報を整理し、記憶し、想像して脳の疲れを摂ることができるなら、落書きも決して悪いことではないでしょう。
・色を付けることは感情の現れ
落書きは鉛筆でぐるぐる描くこともあれば、クレヨンなど色彩豊かに描くこともあります。
単一の色だけで落書きをすることもありますが、色は子供の心情や感情を表しているのだそうです。
たとえば赤はエネルギーに満ち溢れているという意味がありますが、黒が混じると不満があると言うことになるようです。
ピンクは幸せを買煮ていること、黄色は甘えたいという意味、緑は休みたいという主張なのだそうです。
こうした色を使った子供の心理を知る方法は様々なところで役立ちますが、自分で絵を描いて色を塗ると言う場合は几帳面、おおざっぱなどの性格が現れることもあるようです。
お子さんの落書きをただ見るのではなく、色や書き方などから見える子供の気持ちを察してみてはいかがでしょうか。
Photo by Cesar Rincon