周りの子はたくさんおしゃべりをするのに、うちの子は全く喋らない、そう思うと不安も募るでしょう。
しかし喋らないと言うのは、その子なりの理由があるのです。
・考える力が強い子供
子供がしゃべらないと不安に思い検査を受けても全く異常がない場合、考える力が強い子供かもしれません。
言葉として認識しており、文字や数字も認識しているのに言葉が出てこないと言う場合、よく考えてから言葉を発すると言うことがあるのです。
実際に幼稚園に入る前くらいに喋り出した子供の中には、ボキャブラリーも多く、思考力が高いと評価されている子供もいます。
ですから喋らないのではなく、聞かれたことや見たことなどに対して深く考えているのかもしれません。
ですから焦って答えを出させようとするのではなく、その子の考えがまとまるのを待ってみるのがいいでしょう。
・コミュニケーションが一方通行
いたずら盛りの子どもをおとなしくさせるためにDVDやテレビなどを見せている時間が長い場合、相手から発信される情報誌か子供は受け取りません。
もちろん興味があるから真剣に見入っているのですが、テレビなどはこちらから話しかけても返事をしてくれません。
すると話して相手の反応が返ってくることが苦手に感じることがあるのです。
会話する様子を見ていて子供が試しに親に話しかけたことで親が反応してくれれば子供はコミュニケーションを取ろうとします。
しかしいつまでも受け身の状態でいると、言葉を反復することが難しく感じられてしまうのです。
もちろん障害や病気の可能性もありますから、一概にこれらのことが当てはまるとは言えません。
ですが子供がしゃべらないと気づいた時はその理由を探るのも大切ではないでしょうか。
Photo by Philippe Put