人前で平気でおしりやうんちといった下ネタ系の言葉を発する男の子は多いです。
とても楽しそうに言うのですが、なぜ男の子は下ネタが好きなのでしょうか。
・成長している証拠です
男の子が下ネタを言うと親は恥ずかしい、やめてほしいと思いますが、子供にとっては正常な成長だと言います。
心理学者で有名なフロイトも、男の子がうんちやおしりといった下ネタを話すのは、本能的な部分が大きいと言います。
赤ちゃんは生まれたときから母乳やミルクを飲んで生きますが、どちらも吸うという行為に代わりありません。
やがて乳離れしても、授乳中に与えられた母親のぬくもりを覚えており、それが年齢を重ねると性的な視覚へと変わっていくのだそうです。
そういうと幼児が指や爪を噛むのも同じことです。
また排せつをすればすっきりすると言うこと、排せつ物が汚いと認識していないことと言うことから、排せつは価値の高い行為と思うのです。
・自分でできたことへの誇り
うんちが一人でできるようになる、つまりそれはおむつから卒業すると言うことです。
子供はおっぱいやおむつなど、卒業することがたくさんあります。
おむつから卒業する際、おしっこはできてもうんちは最後まで苦戦したと言うママも多いでしょう。
上手にうんちがトイレでできるようになると、ママは褒めませんでしたか。
決してそれは悪いことではなく、子供にとって自信につながることなのですが、褒められたことがいいことと子供は認識します。
うんちはおしりから出るもの、と関連づけると、男の子がうんちやおしりと言うのはごく自然の子となのです。
男の子の下ネタはいずれ鎮まりますので、子供は自分に自信を持っているのだと認識し、見守ってあげるといいでしょう。
Photo by Philippe Put