先生の到着を待つ事約2時間。
カチャ、とドアが開き「お待たせ。体調大丈夫かしら?」とドクターがようやく部屋に戻ってきてくれました。
先生、お待ちしておりました〜〜!
すぐに出産とばかり思っていたので、待ち時間は大分長く感じられました。
早速診てもらうと子宮口も十分に開いているので、すぐに出産しましょう、という流れに。
いよいよ、です。
先生が夫にこちらに立って奥さんの片脚を持っていてください、と指示を出し、なんと私の脚は夫と看護師さんに片脚ずつ、ずっと開いた形で持たれる事になりました。
私の中の出産の勝手なイメージでは、分娩室には妊婦さんの脚を置く台みたいなものがあってそこに脚を置きながらいきむといった絵を想像していたのですが、出産中自分の脚を人間の手でホールドしてもらうことになるとは!
結構意外で驚きでした。
脚台は、出産時に動いたりした時に危ないのでこの病院ではよっぽどの事がない限り使っていないらしいのです。
両足開いた状態であまりにも恥ずかしかったので、ブランケットをかけてもらえませんか?と聞いてみたのですが、安全第一なので基本的には見えるようにしてくださいと言われ、気持ちだけ被せてもらいました。
夫に「しっかりこっちは支えているからね!頑張ろう」と言われ、うんと大きく頷き、一緒に力を合わせて出産するという強い気持ちになれました。
赤ちゃんの心拍はありがたいことにずっと安定してくれていて、陣痛も順調に来ています。
赤ちゃんに会えるのももうすぐ!
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ライター紹介: MANA
特技・趣味:語学、音楽鑑賞、食べ歩き
家族構成: 夫 / 娘 1歳
Main Photo by HAMZA BUTT