一人っ子はわがままに育つとか協調性に欠けるなど、あまり良いイメージを持たれないようです。
しかし一人っ子ならではのメリットもたくさんあります。
ここでは一人っ子ならではのメリットとデメリットについて考えてみましょう。
・一人っ子のメリットについて
一人っ子は、おおらかでゆったりとした性格の子供が多いようです。
きょうだいがいない環境で育っているので、他の子たちと遊ぶ時にもおもちゃの取り合いなどをせず、自分のおもちゃもすんなりと貸してあげます。
争うことをしない優しい子供に育ちます。
またマイペースな子も多いです。
どうしても大人が多い環境で育つので、1人遊びが得意で自分のペースを持っています。
大人と接することも多いので、物おじせずに大人とも話せる子も多いです。
こういった一人っ子特有の特徴が、個性的と見られることもあるでしょう。
時間もお金の面でも負担が減るので、習い事でもなんでも思う存分させてあげられるとうメリットもあります。
経済的な負担から、きょうだい児がいた場合には我慢してもらう場面もたくさん出てくるのですが、一人っ子にはそういった制約も少なく、やりたい事をさせてあげることができます。
・一人っ子にはこんなデメリットが
一人っ子は、やはり同年代の遊び相手が不足するというデメリットがあります。
幼稚園に通えばお友達がたくさんできますが、家の中では大人ばかりです。
きょうだいがいないため、争いもなくおっとりと育つ分、どうしてもわがままになりやすいです。
またママの方も、いつも子供一人と向き合う時間が長くなるので、それが大きなストレスになりやすいというデメリットもあります。
一人っ子のメリットとデメリットを挙げてみましたが、他にもたくさんあるでしょう。
小さな頃には出来るだけお友達と遊ぶ機会を増やしてあげて、ママもストレスをためないようにしましょう。
photo by Pedro Klien