出産前から家計簿をつけている人は、出産後の家計簿を見て支出の増え方に驚くかもしれませんね。
また、子どもが生まれたので、心機一転家計簿をつけよう、と決めた人も、やりくりの大変さに愕然としてしまうことがあるのではないでしょうか。
特に出産を機に仕事をやめたママの場合は、収入が激減したのに支出は増える、という現実に頭を抱えてしまうかも・・・
生まれたばかりの赤ちゃんは手がかかるし、家事をする時間すらままならないのに、複雑な家計簿ではつけるのが嫌になったとしても不思議はありません。
ポイントその1、会社の帳簿のようなしっかりした家計簿をつける必要ありません。
家計簿をつける目的は、極論を言うとざっくりしたお金の流れをつかむためで、お金の流れを明確にして家計管理を効率的かつ現実的にすることです。
出産後の体も心も大変な時期は、一円の違いに目くじらを立てたりせず、家計簿をつけ続けられるように、自分なりの方法で費目を決めて集計してみてください。
ポイントその2、家計簿アプリを利用するのも上手な方法です。
色々なアプリがありますので、自分が使いやすく、家計の管理がラクになりそうなものが見つかると思います。
ポイントその3、児童手当の振込み口座を専用に別に用意することです。
これは、とても簡単にできて、教育費も確実に貯まるおすすめの方法になります。
現時点の計算では、児童手当を全く使わずに貯めていくと、15歳になるまでに第一子では約200万円、第三子以降なら250万円が貯まる計算になります。
教育費としては、かなりの金額になると思いませんか?
お給料などと一緒の口座に振り込まれると、ついつい毎月の生活費に使ってしまいがちな児童手当ですが、これは教育費の預金、と思って別口座に貯めておくとそれが防げます。
ぜひ試していただきたい管理方法です。
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