出産する場合は自然分娩の他に、帝王切開という選択肢もあります。
一般的には通常分娩をしますが、緊急で帝王切開に切り替える場合もあれば、予め帝王切開を決めておく場合もあります。
事前に双子や三つ子とわかっている場合、通常分娩ではリスクが高くなるので帝王切開を選ばれることが多いですね。
また、通常分娩の予定でいても、出産時に思わぬトラブルが発生した場合は、急遽帝王切開になる事もあります。
帝王切開と通常分娩の違いもいくつかあって、帝王切開はその名の通り、お腹を切開しますので傷口が治るまで入院が長引きます。
長くなるといっても通常分娩より数日間長くなる程度なので、それほど長期間にはならないでしょう。
ただし退院できても傷が痛む事があるので、痛み止めを処方されます。
お腹は何をするにも力が入るので痛みますが、子供への影響を考えて薬を飲まないママもいますが、産後にも飲める薬を処方しているので、やせ我慢をせず痛いときは痛み止めを服用しましょう。
この時期に無理をしてしまうと、産後の肥立ちにも影響しますのでしっかりと傷を治す事が大切です。
初産で帝王切開をした人は2回目以降もそうなる可能性が高いと言われていますが、これは個人差もありますのでその都度決めていく事になります。
3回までが限界とも言われていますが、人によっては5回帝王切開で出産した人もいます。
これも個人差もありますので一概には言えませんが、回数が増えるたびにリスクも高くなるので3回までと考えるのが一般的なようですね。
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