子供はそれぞれに性格が違いますから、誰とでも躊躇せず遊べる子もいれば、なかなか輪の中に入っていけない子もいます。
ですので、自分の子供が他の子供と遊べないとしてもしょうがないことなのですが、それでもママとしては一人ぼっちの子供の気持ちを思うといたたまれないでしょう。
このような場合の対処法はいろいろありますが、まず優先したいのは子供がどう思っているかです。
普通に考えると、一人でいたら寂しいだろう、みんなと遊びたいだろうと思ってしまいますが、子供は自らその状態を選んでいることもあります。
これも性格が関係してきますが、他の子供と遊ぶより自分が好きない遊びをしていたいという子もいますし、わいわい遊ぶのが好きじゃない子もいます。
それを無視して、一生懸命輪の中に入れようとすると、逆に子供の心に負担をかけてしまうことなります。
だからこそ、まずは子供にどうして他の子と遊ばないのかを聞いてみましょう。
この時は責めたりせず、また「他の子供と一緒に遊んだ方が楽しい」という自分の価値観を押し付けたりしないように、フラットに聞いてみてください。
そこでもし子供が「みんなと遊びたい」というのであれば、自分から話しかけてみるように促してあげましょう。
ただ、声のかけ方が分からないこともあるので、まずはママがたくさん子供を誘ってみるといいですね。
忙しくて子供を誘うことがないと、子供は他の人にどうやって接していいのかが分からないことがあります。
ママが誘うことでどんな風に誘えばいいのかが分かってくるので、「遊ぼうって言ってごらん」ではなく、「○○しよう」「○○に行こう」というように声がけしてみるのがおすすめです。
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