ミルク作りというのは意外に手間がかかるものなので、育児で疲れきっている時には作るのも面倒という時もありますよね。
特に夜中のミルク作りは、季節によっては寒いですし、作ることで目が覚めて眠れなくなったりすることもあるので辛いものです。
ですが、母乳とは違いミルクはパパでもあげられるものなので、ママだけが頑張る必要はありません。
毎回とまではいかなくても、たまに作るのを変わってもらえるだけで助かるものですから、パパにもしっかり作り方を伝授しておきましょう。
いきなりパパに「ミルク作って」と言ってもうまく出来ませんし、作る時のポイントが分かっていないと時間がかかって、赤ちゃんがお腹を空かせて大泣きなんてことになってしまいます。
ですので手順はもちろん、気をつけなくてはいけない点もきちんと説明しておくといいですね。
ミルク缶にも書いてあるので作リ方に関してはあまり心配する必要はありませんが、注意したいポイントは以下の3つです。
1)70度以上のお湯を使うこと
2)よく溶かしたら流水などでしっかり冷やすこと
3)あげる前に温度を確かめること
湯冷ましやぬるいお湯だと菌が繁殖してしまうかもしれませんし、溶かしきれていないと粉っぽくて美味しくないので、赤ちゃんがミルクを嫌いになってしまうこともあります。
そして、冷やしたつもりでも赤ちゃんからすると熱いかもしれないので、手の内側にミルクを数滴落として熱さを確かめることも忘れないようにしてもらいましょう。
このように大事なポイントを説明しておけば、「作り方が分からない」なんてごまかせなくなるので、何回か一緒に作ってみておくといいですね。
Photo (c) J Jongsma