何も教えたわけでもないのに、生まれつき男の子と女の子の興味の対象は違いますね。
ある程度の年齢になると、女の子が可愛いお人形やおままごとが好きなのに対して、男の子は電車などの乗り物や戦隊ものが好きになっていきます。
ママとしては、戦隊ものが好きな男の子に困っているという人も多いかもしれません。
幼稚園などでも戦隊ものを真似てお友達とケンカしたり、それで怪我をしてしまったりしないかと、ママはヒヤヒヤですよね。
小さい頃からテレビなどで男の子には戦隊もののアニメなどを見せている、という理由もあるかも知れませんが、たとえ同じ番組を見せても、女の子は興味を持たないことが多いですね。
女の子と男の子のこのような違いはどうして出てくるのでしょうか。
歴史的なもの、文化的なもの、育てられ方など、男の子が戦隊ものや競争などを好む理由はいろいろとあるようですが、やはりオスという動物としての本能が大きく作用しているようです。
自然界にもオス同士が戦う動物がとても多いですよね。
カブトムシやシカの角は、オスが戦う際の道具で、メス獲得の競争をするためのものなのです。
人間にもこのようなオスとしての本能があり、脳を刺激するホルモンが分泌されているそうなのです。
男性ホルモンの一種であるテストステロンには、攻撃性とも関わりがあるそうで、誕生してまもなく分泌され、脳に影響を与えているそうです。
これが攻撃性や癇癪などとして現れているのです。
このように特有の本能を持っているので、男の子が戦隊ものが大好きになるのは当然のことなんですね。
このホルモンの分泌には波があって、4歳頃に1つの山がきます。
このようなことを知っておくと、ママも少し心に余裕ができるのではないでしょうか。
Photo by Stab At Sleep