育児グッズは、赤ちゃんの月齢に合わせて、その時に必要なもの、発達を促進させるもの、育児をより便利にするもの、など考えられて作られています。
しかし、どんなに優秀な育児グッズでも、赤ちゃんのいる環境やお母さんの好みや考え方、赤ちゃんの好みや体質や発達によって、活用できるかどうか違いが出てきます。
代表的な赤ちゃん向けのおもちゃをご紹介します。人によって活用頻度は分かれるでしょうが、「あって助かった」という声も多いアイテムです。
生後半年くらいまでの赤ちゃんは、まだ動くことのできないねんねの時期から、手足をバタバタさせたり、寝返りを始めたりします。この時期におすすめの育児グッズは、音楽が流れてぶらさがった人形が回る<メリー>や、赤ちゃんが寝転がった状態でおもちゃを触ることができる<ジム>などがあげられます。
最近のものは月齢に合わせて変形させたり、取り外して遊べるなど、機能や遊び方も進化していて、より長い期間楽しめるよう改善されています。
多少場所をとりますし、使える時期が限られており「あまり使わなかった」という意見もあるので、購入をためらうかもしれません。しかし家事のあいまなど短時間でも赤ちゃんに一人で待っていてほしい時や、ぐずっている時、寝かしつけの時などに「重宝した」という意見も多く聞かれます。
生後6ヶ月~1歳頃の赤ちゃんは、ずりばいやハイハイや伝い歩きが上達し、動き回るようになります。個人差がありますが、それでも自分の興味のあるもののところへ移動して見て触って、口に入れるということを繰り返していきます。
そんな時期の赤ちゃんには、口に入れても危なくなく、興味をひくことのできる育児グッズがおすすめです。<歯固め><ボール>などは定番です。
手先も少しずつ動かせるようになるので<つみき>や、押すと音が出る<音楽のおもちゃ>、ひっぱるとふたが開いたりする<知育おもちゃ>、歩く練習になる<手押し車>なども夢中になるかもしれません。
毎日すごいスピードで成長していくので子育てをしていて大変なこともありますが、面白い育児グッズを利用して、楽しく子育てができるような環境を整えてみるとよいと思います。
Photo by Leonid Mamchenkov