2~4歳ぐらいの子供というのは、やってはいけないこと、お片付け、運動などどんなことでも遊びを通して学んでいくものです。これは数や言葉を覚えることでも同じです。
ただし、複雑すぎたり、情報しか与えられないようなおもちゃだと、あまり興味を示しません。
例えば子供向けの教材で、キャラクターを使っていろいろと教えてくれたり、自分で考える事を促したりするものがあります。
こういった教材は確かに面白いですし子供も興味を示しますが、一方的な媒体なので親がすべてに関わらないと出来ませんから、自分からやろうとはしません。
幼児が「自分からやってみよう」と思えるのは、もっとシンプルで、考えようとする力を身につけられる代表的なおもちゃ、積み木が最適です。
積み木というとアナログなイメージがあり、勉強になるのか疑問に思うかもしれませんが、形や数、組み立てる、というような概念を自然に学ぶことができます。
もちろん子供は、積む、崩す、並べるなど単純な動作しかしませんが、その中で形を組み合わせるとどうなるか、積んだり並べたりすると長さが変わるというようなことを覚えていきます。
積み木は、このように将来勉強につながる基礎を覚えることが出来る最高のおもちゃなのですね。
また、3歳を過ぎたら、図形や迷路などのテキストを使うのもいいですね。
テキストは、子供にとっては楽しいクイズです。
ただここで大事なのは、難しいものではなく簡単で解きやすいものから始めて、達成感を味わってもらうことです。
達成すると喜びや楽しさを感じるので、どんどん自分から勉強したくなるので、年齢に合わせたものをチョイスしてあげるといいですね。
Photo by Juhan Sonin