1歳を迎えると、だいぶ知能も発達して感情表現が豊かになっていきます。
その代わり、自分が思っていること感じていることをうまく伝えられないもどかしさから、大きな声をあげたり、激しくぐずってしまうことも少なくありません。
ママは、何とか分かってあげたいけど分からない、という悩みを抱えてしまうことも多いでしょう。
また、いろんなことに興味を持つ時期になるので、食べ物をこねくりまわしたり、何かをこぼす、落とす、壊すなんてことも多くなってきます。
ちょっと感情を持つようになると、ついつい注意すれば分かると言うイメージを持ってしまって、何回注意しても分からない我が子に苛立つことも多いかもしれません。
そのため怒鳴ってしまったり、ちょっと叩いてしまって、冷静になってから自己嫌悪なんてママさんも多いのでは?
この時期は自分の感情を持ちながらも、まだまだ言葉も態度も追いつかないので、赤ちゃん自身も大変ということを分かってあげましょう。
触りたい、食べてみたい、登ってみたいなどいろいろな挑戦をしたがるのも1歳児ならでは。
物事の善悪ではなく興味だけで動くので、ママはしっかりと見守って危険がないことはどんどんチャレンジさせてあげれば、自分に自信がついて何事にも積極的な子に成長していくのです。
2歳児になると、さらに行動範囲が広がりますし、自分でやりたがることも多くなり、ママは毎日はらはらの連続です。
ですが、自分で出来た時、何かを発見した時など、喜びの表現もはっきりしてきますから、ママも一緒に楽しむことができます。
1歳児はママにとってももどかしい時期かもしれませんが、成長を楽しんでいきましょう。
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