梅雨が終わればすぐに幼稚園では夏休みが始まります。
幼稚園の夏休みはとても長いので、子どもと家でどうしよう、と頭を抱えているママも多いのではないでしょうか。
●長い夏休み!幼稚園の夏期保育は、親子お互いのために利用してみよう!
幼稚園生活にも慣れた頃に始まるのが、およそ40日間もある夏休みです。
かなり長いです。
実は、幼稚園には、夏期保育や夏期預かりと呼ばれるものがあります。
これらの名称は、各園や地域によってさまざまで、内容もそれぞれの園によって違いがありますが、長い夏休みの強い味方になってくれることは間違いありません。
夏期保育には、3つのタイプがあります。
8月はじめに1回登園するとか、お盆明けあたりに何日か登園するなどの、新学期への慣らし準備のタイプがあります。
長い夏休みですから、幼稚園やお友達のことを忘れてしまわないよう、そして幼稚園に行きたくない、といったことがないようにするための慣らしのための夏期保育があります。
他に、夏ならではのプールや夏祭りなどの園行事のための夏期保育もあります。
プールなどは夏休み前半にあり、後半には夏祭りがあります。
年長さんなればお泊り保育もあります。
そして、延長保育の夏休み版の夏期保育もあります。
ママにとって一番助かるのは、このタイプの夏期保育でしょう。
延長保育とは、主に働くママのために、幼稚園の正規時間以外も預かるサービスで、この夏休み版です。
働いているママにとって幼稚園の長い夏休みは大きな悩みの種になりますが、このニーズにこたえるための夏期保育があります。
もちろん、働いていないママも利用できます。
夏休みの間、四六時中、子供とべったりの生活は、ママにとっても子供にとっても大変なものです。
また夏休みでも、メリハリのある生活は子供にとって大切なので、夏期保育を利用すれば、友達と遊ぶ時間や習い事、家で遊ぶ時間とメリハリも付きやすいです。
もちろん、夏期保育を利用すれば、通常の保育料以外に1万円程度の保育料がかかります。
働いていないママにとってはもったいない、と思われるかも知れませんが、夏休みに家にいても子どもとちょっとどこかへお出かけすれば、外食したり買い物したりですぐにお金を使ってしまうものです。
子どもも友達といっぱい遊べて、ママもその間はリラックスできる時間を持てます。
夏休みのことを考えると気が重い、というママはぜひ利用してみてはいかがでしょう。
Photo by Donnie Ray Jones