暑い夏には、川や海などに出かけて水で遊ぶ機会も増えますね。
キャンプや釣り、渓流遊びなど、夏休みに河川で遊ぶのはとても楽しいものですが、毎年夏休みには河川での子供の死亡事故が多発していますから、十分に注意が必要です。
・河川の危険スポットは!?
魚を探したりスイカ割りをしたり、カブトムシを見つけたりと夏の川遊びは楽しいことがいっぱいですが、川には危険スポットがたくさんあります。
河川の事故で怖いのは、死に直結するということです。
海水浴やプールとは違って河川にはライフセーバーがいないことも、河川での死亡事故が多くなる要因です。
河川には危険スポットがいくつかあります。
川は子供でも立てるくらいの深さでも、急に深くなる淵と呼ばれるスポットがあります。
川が蛇行する地点に多いので要注意です。
また川全体の流れは緩やかでも、急に流れが速くなる早瀬があります。
淵の手前では急流になりやすい早瀬があり、ここも危険スポットです。
源流に近い中州も危険スポットです。
豪雨が降ったりダムから水が放出されると中州の水位は急激に上がるので、中州ではキャンプなどはしないようにしましょう。
・こんな時にはすぐに避難して!
河川で遊んでいる時に雨が降り始めたらすぐに避難しましょう。
川の水かさは思っている以上に急激に上がります。
山鳴りがあったり、水かさが増えたり、流木などがたくさん流れる時にも避難しましょう。
雨が降っているのに川の水かさが減る時や山鳴りがする時には特に注意が必要です。
土石流のサインですから、荷物はそのまま置いてでもすぐに避難しましょう。
夏休みの河川での遊びは楽しいものですが、危険もいっぱいあることを知っておきましょう。
水の事故は死に直結しますから、子供と一緒に川遊びをする時には大人が十分に注意しましょう。
Photo by fairuz othman