子供が生まれると、親は毎日変わる子供の成長に一喜一憂するものです。
特に歩く時期に関しては個人差も大きいため、親は様々な思いを抱きながら見守ることになります。
子供が歩き始めるようになったら、親はどんなことに注意したらいいのでしょうか。
・転倒に注意
歩き始めて間もない内はなかなかバランスが取れず、すぐに転んでしまいます。
転ぶことを頭において、転んでもケガをしにくい環境を作りましょう。
部屋の家具は一か所にまとめ、ぶつかってもケガが少なくて済むように、角は丸みを帯びたものにします。
柔らかい素材で角を覆うのもお勧めです。
なるべく転ぶ要因を少なくするために、家電のコードは一つにまとめ、できるだけ床を這わせないように配慮します。
脱いだ服や読み終わった新聞などが散らばっていると、それがきっかけで転倒することもあるので、できるだけこまめに部屋は片付けをしてください。
フローリングは滑り易くて足も冷たいからと、カーペットなど敷く場合には、引っかからないように毛足の短いものにします。
また、部分に配置するとカーペットの端に躓くこともあるので、部屋中に敷き詰めるようにしましょう。
・足元に注意
歩き始めの内は家の中で歩くことが中心となります。
その為、外出するときの靴はどのようなものでもいいです。
しかし、外歩きができるまでになったら少しずつ外で歩かせてみましょう。
外を歩き始めるときは、サイズがちょうどよく、柔らかい素材のものを選びます。
子どもの足はすぐに大きくなるので、ブランド物のような高い靴ではなく、安いもので十分です。
家の中で歩くときは、安定性を保つためできれば靴下を履かせずに素足で歩かせましょう。
転んで起き上がることで子供は危ないということや、バランスを保つことを学んでいくので、親は転ばないようにする工夫より、転んでもけがをしないように見守るほうを優先します。
子どもが歩き出すと親も嬉しいですが、子供も今までと活動量や目線が違ってくるため、様々なことに興味を持つようになります。
大きなけがをしないように見守りつつ、いろんなことに興味を持たせてあげましょう。
Photo by mgessford